Jul 12, 2010

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 米ロボット・メーカーのアイロボット社の製品の中では、ロボット掃除機「ルンバ」が一番有名かもしれない。しかし、同社は、イラクで地雷を探したり、アフガニスタンでゲリラの潜伏する洞窟を捜索したりするロボットも作っている。

 そのアイロボットの製品が、今度は福島第1原発の原子炉建屋の中を探索に行くという任務を負った。東京電力が17日発表したところによると、その危険な任務を果たしたのは「パックボット」という同社の小さなロボットだ。キャタピラーで動き回り、建屋の中が人間が作業できる環境かどうか放射線や酸素レベルを計測する。

 福島第1原発では、「パックボット」以外に同社の「ウォリアー」というロボットも2台活動している。これはもっと大きくガッチリしていて重い物を持ち上げることができる。

 アイロボットのジョー・ダイヤー最高業務責任者(COO)は、3月11日の震災時、シンガポールで見本市をやっていたため迅速に対応することが可能だったと話す。

 放射線で汚染された原発での作業は、同社の軍用ロボットが行う作業のごく一部にすぎない。同社の軍用ロボット事業は過去10年で急速に拡大した。昨年はメキシコ湾の石油流出事故後の調査のため海中で作業をする「シーグライダー」も開発した。 

 「ロボット兵士の戦争(ワイヤード・フォー・ウォー)」の著者、P.W.シンガーはインタビューで、ロボットは「退屈で汚く危険」な仕事に向いていると語っている。日本の原発で同社のロボットが使われたことは「ロボット産業、そしてアイロボットの成長ぶりを如実に示している」と語った。

 同社は1990年にマサチューセッツ工科大学出身のロボット技術者が設立した。軍用と民生の両分野でニッチ市場を開拓してきた。

 民生用では、コードレスでセンサーを使って自走する掃除ロボット「ルンバ」や、その兄弟でフローリング洗浄掃除機「スクーバ」などがある。

 軍用では、2002年に、米軍のためにパックボットの試作品をアフガニスタンに送り込んでいる。この小型ロボットはテロリストが潜伏している可能性のある地下施設や貯蔵庫を偵察する目的で導入された。

 イラク戦争では軍事ロボットの需要が急増した。武装勢力が使う強力で精巧な地雷を探し当てるパックボットのようなロボットは、爆発物処理班に欠かせない道具になった。米軍はアイロボットから4000台以上の地上ロボットを購入している。

 同社の昨年の売上高は、4億ドル(約332億円)だった。民生用と軍用が約半々だ。過去1年半では約60%アイロボットの売上高は民生用だった。

 最近は、小型無人地上車両といった新たな軍事ロボットの開発を始めている。敵が触れると地雷などを作動させるトリップワイヤーを探したり攻撃の先導役を務めるなど幅広い任務をこなせる軽い多目的ロボットだ。

 近頃の戦場では、軍は「ロボットを以前に比べてずっと積極的に活用している」とダイヤー氏は述べた。

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 【ニューヨーク時事】19日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、欧米の財政懸念を背景とした投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、1ドル=82円台半ば近辺の水準でもみ合っている。午前9時10分現在は82円50?60銭と、前日午後5時(82円62?72銭)比12銭の円高・ドル安。
 米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債の長期信用格付け見通しの引き下げやギリシャの債務再編をめぐる思惑を追い風に、前日の取引で急速に進展した円買いの動きはひとまず一服。海外市場で円はドル、ユーロに対して騰勢を弱め、比較的落ち着いた商いとなった。
 この日朝は、米商務省が発表した3月の住宅着工件数が前月比7.2%増とプラスに転換。また、先行指標の許可件数も11.2%増と高い伸びを示したが、目立ったドル買いにはつながっていない。市場では引き続きリスク警戒ムードが強く、新たな材料待ちで神経質な地合いが継続している。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.4280?4290ドル(前日午後5時は1.4230?4240ドル)、対円では同117円90銭?118円00銭(同117円60?70銭)で推移している。http://www.xserver.ne.jp/(了)

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円続伸、82円台半ば=東京市場
円相場、82円50?53銭=19日午後5時現在


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